• 平山祥郎教授

平山 祥郎

  • 東北大学大学院理学研究科物理学専攻教授
  • 東北大学スピントロニクス国際共同大学院プログラム長

主な研究分野:量子伝導物性、半導体メゾスコピック系、キャリア相関、核スピンが関連した物性研究、半導体量子ビット

略歴:東京大学工学部ならびに工学研究科の学士、修士、博士課程を1978、1980、1983年に修了。学位(工学博士、東京大学)取得後、1983年に現在のNTT物性科学基礎研究所に就職、グループリーダー、特別研究員、研究部長を経て、2006年から東北大学教授。現在の研究テーマは半導体ヘテロ構造・ナノ構造の輸送特性であり、特にキャリア相関、半導体中での核スピン制御などに関心を持っている。

1998年以降、NEDO、JSTにおいて半導体量子輸送、キャリア相関、量子コヒーレント系に関するいくつかのプロジェクトを担当。特に、2007-2015年にはERATO-JST「核スピンエレクトロニクス」プロジェクトならびにその特別重点期間のプロジェクトリーダーを務め、半導体中での電子スピン系と核スピン系の相互作用について研究を進めた。現在は科研費新学術領域「ハイブリッド量子科学」(2015-2019)の領域代表を務めている。また、東北大学スピントロニクス国際共同大学院プログラムのプログラム長、リーディング大学院プログラム「マルティディメンジョン物質理工学リーダ養成プログラム」のサブコーディネータでもある。

1990-1991年マックス・プランク研究所(シュツットガルト)客員研究員、2004年ポール・ドルーデ研究所(ベルリン)客員研究員、2001-2002年北海道大学客員教授。. IOP( London)、応用物理学会フェロー。主な受賞としては、 JJAP Editorial Contribution Award (2004)、JJAP Best Paper Award (2004、2008)、 SSDM Paper Award (2007)、ISCS Quantum Device Award (2013)、江崎玲於奈賞(2020)がある。340を超える査読付き論文や半導体ヘテロ構造・ナノ構造に関する本の章を出版している。

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